OSにAndroid2.1を採用したフルタッチモデル。
で、物凄く頑張ってガラケー化してますね。
やはり、大きいポイントはお財布ケータイ(Felica)ですよね。
Suica対応は遅れるとはいえ、対応はするので、そうなると、首都圏では1台目需要にグッと近づく感じ。
ワンセグ、赤外線通信もIS01で蓄積した技術をもってきているわけで。ワンセグは使わないけど新機種選択のチェックポイントになっているという厄介な(汗)機能ですが、これらもiPhoneにはなくてガラケーには搭載されている機能。
また、サービス的にもEメール(@ezweb.ne.jp)、デコメ、Cメール、au one ナビウォーク、LISMO!に対応ということで、これもガラケーと遜色ありませんね。既にIS01やdocomoならSPモードで実現しているキャリアメール対応が最初からついてくるのは、既存顧客の他キャリア(というかiPhone)流出への一定の歯止め効果が期待できますし、PUSHメールの便利さというのはありますね。
地味なところですが、タッチ操作対応のメモリ液晶をメインディスプレイ下部に搭載したことで、この部分に端末がスリープしている時には時刻や電池残量などを表示できるというのは、すごく良いポイントをおさえていると思いました。ガラケーの背面液晶に相当するような機能をもたせるということですからね。ケータイを時計としても使っている人がほとんどなわけですし。
で、さらに地味なところですが、ストラップホール、ハードシャッターボタン、3.5イヤホンジャックはポイント高いですね。これが全て揃っているスマートフォンは国内ではなかったと思います。iPhoneもイヤホンジャックはあるけど、ストラップホールはないですよね。
こういうところは地味に使い勝手にきいてきますねー。
というわけで、すごく頑張っている端末だと思いました。
Androidでも、ここまでできるんだという意味で、一つの到達点だと思います。
今までスマートフォンは高機能といわれながらも、ガラケーとは別の進化ルートにあって、ガラケーの上にたつものではなかったわけですが、今回、はじめて、ガラケーの「上」にスマートフォンがあるといえるものに仕上がってきてる気がします。
もっとも、IS03はマイルストーンになるのか、時代の徒花に終わるのかはわかりませんが(苦笑)
そのキーになりそうなのは「18日には特別な何か、その詳細を発表したい」と述べたという「禁断のアプリ」ですね。
もし、これが、Ezwebへの対応だったりすると、まさにIS03はガラケーのすべての機能を内包しているということになり、スマートフォンとは高機能な携帯電話のことだと、国内ではじめて堂々と名乗れる機種になります。
また、もし、テザリングだったりして、これをモバイルルータと同等の料金でできるのであれば、モバイルルーターと携帯の二台持ちを一台持ちにするということが可能となり、これもインパクトをもてそうです。
ところで、docomoもガラケー機能に寄せたスマートフォンを秋冬モデルでだしそうな雰囲気ですね。
もしかして、IS03もau/docomo機種になるのかな??
KDDIデザイニングスタジオで聞いた話では、ISデビュー割は1台目でもOKということでした。
iPadのホットモックがあったので、それを触りに。
というわけで感想。
なるほど、でかいiPhone/iPodTouchだ。
画面が大きくなったけど、回転も含めてもっさりした様子は見られず。Youtubeも快適に再生できるようです。
また、画面が大きくなったことで、ブラウジングという面で大きく強化されています。これならば、通常のPCでのブラジングにも引けをとりませんね!(FLASHがないけど…)
ただ、もっってみた感じでいうと「重い」という印象。
片手で支持して、片手で画面タッチになりますが、本体の端をもって保持するので、重心位置の関係で、実際以上に重く感じました。
これ、電車の中で使うとかはしんどそうだなぁ。
自宅用ならいいけれども……。
まだ、特にdocomo側の詳細が出ていないので、わかりにくいのだが、今のところわかってる違いといえば……
●IS01←→SH-10B
CDMA 1x EV-DO Rev.A(3.1Mbps/1.8bps)←→FOMA HIGH SPEED(7.2Mbps/5.7Mbps)
色(ライトブルー、クロ:梨地←→ホワイト、レッド:光沢?)
待受時間(200時間←→280時間)
●IS02←→T-01B
CDMA 1x EV-DO Rev.A(3.1Mbps/1.8bps)←→FOMA HIGH SPEED(7.2Mbps/5.7Mbps)
独自プレイヤーなし?←→kinoma Player
デザリング制限なし←→BTの接続制限あり
うーん、アプリやキャラメールを別にするとこのくらい?
料金を比較すると、最も基本となる音声&データでの設定は、auもdocomoも同じ。ただ、ISデビュー割の分、auが有利になっています。実際にはdocomoも同じくらいの割引をぶつけてくるでしょう。
また、音声を捨てていいならdocomoのデータ契約が安いですね。
更に通信速度を犠牲にしていいなら、docomoをb-mobileに差し替えて使うのが最安となります。
一方、本体で通信せず、3G無線LANルータ(PocetWifiやUQ)というのも、基本的な契約より安くあがります。
というところをふまえて。
IS02とT-01Bを比較した場合、T-01BにT-01Aと同様の3G回線接続中のBT、Wifi接続制限があるのであれば、IS02を選択する。
IS01とSH-10Bは回線品質の差でSH-10Bかな。
さて、では、SH-10BとIS02では……うーん。
IS02はWM6.5.xがあと2年もつのかという心配がある。
一方、SH-10Bも、Android2.xへのVerUPができなければ、2年はもたないだろう。
キーボードについては外付けキーボードである程度フォローできるということも含め、OSのVerUPがなければ、IS02に軍配か。
逆に、VerUPできるとなると、特にFLASHフル対応となる2.2が使えるようだと、SH-10Bに軍配だ。
もっとも、IS02は全く使わなければIS割でユニバーサル料(8円だっけ?)だけで寝かせておくことができるので、SH-10BのOSのVerUPが夏までにはっきりしなければ、IS02を購入。その後、動向を見ながら、SH-10Bなりを狙うという路線を今は考えています。
IS02のホットモックは、昨日の時点で2台ありました。
うち1台を手持ちのS11HTと並べて、最初の写真を。
ぱっと見た目にはT-01Aと同じというか、Iphone的というかw
手持ちのS11HTとの対比写真です。この厚さでスライドQWERTYが入っているとは、一見、思えないほど。iPhoneやiPodと比べても遜色ありません。
スライドしなければ、ほぼdocomo T-01A(WM6.5仕様)と同様。
ただ、ディスプレイが静電になっているので反応がいいです。
また、加速度センサがついているので、縦横は自動的に切り替わるのですが、今ひとつタイミングがわからず。画像の回転ももっさり気味。このあたりはチューンに期待でしょうか。もっとも、個人的には加速度センサによる画像回転はOFFにして、スライドON/OFFで切り替える方が好みですので、そういうカスタマイズしちゃいそう。
キーボードは親指キーボードですね。
タッチはAdvanced W-Zero3[es]と似たような感じをうけました。
左右ソフトキーもついているので、操作性はいいです。
一方で、閉じた状態で左右ソフトキーがないのは残念。これがあるだけで、かなり操作性は違うのですが……
アプリの挙動はWM6.5板T-01Aという感じですね。CPUも同じですね。
ただ、Youtubeに関してはプレイヤーがYoutubeプレイヤーやブラウザになっていたので、IS01より劣った印象。ただ、これはアプリの問題のように思えますが……
あと気になったのは、MicroSDカード。
スロットが裏蓋内になっていて、簡単に抜き差しできるようになっていません。
音楽データなどを入れ替える際に、PCのカードリーダを直接使ってるような私の使い方には向いていないようで、残念……。
総合的印象として、T-01AのQWERTY版という、そのままの印象wで、また、WMのQWERTYを求めている人にとっては、よい機種だと思います。HYBRID W-zero3でのQWERTY消滅に落胆した人向け?w
ただ、IS02として購入した場合、2年縛りであろうから、あと2年をWM6.5でしのげるのか?という問題はありますね。